松谷清祐

むすび薬局東豊中店
店長・管理薬剤師 松谷清祐

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私の提案がきっかけで患者さんが悩む症状を改善でき、喜ばれる姿がやりがいの瞬間

私の実家は元々OTCの販売店をしておりました。薬剤師をしていた父親の勧めもあり、薬剤師の道に進むことにしました。大学5回生のときに行われる実務実習で薬局薬剤師がどんな風に働くのかということについてある程度は理解できていると思っていました。しかし、実際には、薬の発注の管理、卸売業者さんとのやりとり、クレーム対応など、実習生の時には見えなかった苦労がありました。しかし、そういう苦労も、やはり、「ありがとう」と患者さんに言って頂けた時にはやりがいに変わります。薬の効果がいまひとつで悩んでおられた患者さんがいました。飲まれている薬を確認すると少し特殊な飲み方をする薬が含まれているのに気づきました。うまく服用できているか確認したところ、できていないとのことでした。改めて使用法について説明しました。その提案がきっかけで患者さんの悩んでおられた症状がすっかり改善されてとても喜んでおられました。こうして、「ありがとう」を頂けるということは薬剤師になってよかったと感じる瞬間です。

どんなに重い病気の人でも、ひとりの人間として全体を見て、大切にしたいポジティブな視点

薬剤師として仕事をする上で大切にしていることはどんなに重い病気の人でも病気にだけ着目するのではなく、ひとりの人間として全体を見るように心がけています。例えば重い病気の患者さんに対して病気の部分にだけ着目すると患者さんと一緒にどんどんネガティブな気分になってしまうかもしれません。しかし、患者さん全体を見て接することよって、現状で既にできていることも多いことに気づけたり、場合によっては病気を個性として捉えることもできたりするのではないかとポジティブな視点が大切だと考えています。それと、これまでを振り返ってみると薬局での仕組み作りを頑張ってきたように思います。薬剤師や事務の方にもいろいろな考え方を持った人がいるのでそれぞれのストレスが少しでも少ない状態で働けるように、導線の確保であったり、手順を考えたりすることを考えて、実践してきたと思います。スタッフみんなのストレスが少なくなることで、もっと患者さんに向き合えるようになるのではないかと思って取り組んでいます。

処方箋がなくても気軽に立ち寄ってもらえるような、新しい価値を付け加えた薬局をつくりたい

私たちが働く会社は、いろんなチャレンジを現在進行形でしている薬局です。もちろん、薬局薬剤師として必要な業務をベースとして取り組んでいますが、患者さんのためになる、地域のためになる、一緒に働くスタッフのためになることについて、プラスアルファのアイデアとして自分がやりたいことがあれば、それに積極的にチャレンジさせてもらえる職場風土があります。何か新しいことをしたい方には良い職場だと思います。そんな中で、私もぜひチャレンジしたいことがあります。かねてより、薬局は処方箋がないとなかなか近寄りがたいイメージがあると感じていました。処方箋がなくても気軽に立ち寄ってもらえるような、薬局に新しい価値を付け加えられるような取り組みがしたいと思っています。「それは、おもしろい!」と思って下さる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一緒に働いて頂きたいと思います。

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